コレクション: 抹茶

洗練された技が生み出す
宇治のお抹茶
抹茶は玉露と同様、八十八夜前後に寒冷沙や葦簾棚で20日あまり覆いをして、直射日光を避けて育てた新芽を、蒸した後揉まずに乾燥させて、碾茶(てんちゃ)に仕上げます。その碾茶の葉脈や茶軸を除いて葉片を茶臼で挽いて粉にしたものが抹茶です。
そして何より、抹茶は茶葉をそのまま頂くため、緑茶の健康成分を全て摂取できる体も喜ぶお茶です。
また、抹茶には濃茶(こいちゃ)と薄茶(うすちゃ)がありますが、製茶方法に違いは無く、茶葉の質によります。優良品種の木で肥培管理がしっかりされている木から出来た上質の抹茶は、味、香り、色が良く苦味の少ないまろやかな風味があり濃茶に適し、それ以外が薄茶に適しています。